日本IBM、ビジネス分析・最適化支援サービスを強化、30種の業種・業務特化型を用意


 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は1月21日、最先端のビジネス分析やビジネス最適化の支援を行うサービス「ビジネス・アナリティクス・アンド・オプティマイゼーション(以下、BAO)」を強化すると発表した。組織体制の拡充、人員増強を行うとともに、業種・業務特化型のサービスを30種類用意している。

 BAOは、膨大な情報の中から情報を抽出してデータの傾向・因果関係を見つけ出す分析や、意思決定する上での確実性・予見性を提示してビジネス最適化を支援するサービス。これを活用すれば、収益拡大、リスク管理、コスト削減などの意思決定を支援でき、価値ある情報活用を実現するという。

 提供にあたっては、コンサルティングスキル、世界中の研究部門による数理分析の知見、情報管理やデータ分析などのソフトウェア、ハードウェア、それらを提供するサービスといった、日本IBMが持つ総合力を最大限に生かしている。

 今回同社では、業種・業務特化型のサービスを30種類用意した。具体的には、複数のルートから収集された顧客データ間の関係をリアルタイムに照合し、顧客を識別する「個人識別ソリューション」、“お客さまの声”の分析に加え、各業務で集められたデータを総合して見える化を実現する「顧客起点での経営支援ソリューション」などを提供する。

 組織面では、基幹系システムで培ってきたスキル、ノウハウを情報活用に生かせるよう、基幹系システムの構築経験が豊富な人材を、BAOの組織に配置した。これによって、基幹系システム構築の知見に基づいたデータの配置を行ったり、運用・管理などのノウハウをBAOのシステム構築に生かしたり、分析・最適化によってもたらされた結果を実際の作業にどう生かすかといったアイデア創出したり、といったメリットが得られるとしている。

 加えて、業種・業界のスキルを持つ人員を集め、より広い分野で付加価値の高い提案を行えるようにしたとのこと。人員については、サービス提供を開始した2009年7月に250人だった体制を、1月に400人に拡大。さらに、年内には500人体制へ拡大する計画である。




(石井 一志)

2010/1/22 12:05