NTT Com、クラウド型の脆弱性診断環境を提供するサービス


 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は1月27日、脆弱性診断環境を提供するサービス「Bizセキュリティ 脆弱性マネジメント」を発表した。2月1日より提供する。

 同社のセキュリティオペレーションセンター「NTT Com SOC」から、ネットワーク機器やサーバーのクラウド型診断環境を提供する。ユーザーは米Qualysのリモート診断ツール「QualysGuard」を使って、スケジュール診断・手動診断がいつでも実施可能。診断結果はデータセンターに厳重保管され、ポータルサイトから継続的に確認できる。

 NTT ComのVPN経由で接続できるため、高いセキュリティ環境でイントラネット上の機器を診断できるほか、小規模から数千台におよぶ大規模な診断が可能なのが特徴。定額制なので、契約期間中は何度でも利用できる。

 オプションサービスとして、セキュリティエンジニアによるコンサルティングにも対応。NTT Comのセキュリティ関連サービスを組み合わせて、ワンストップで課題に対処する。

 システム構成例と価格例は、インターネット上の公開機器(32IP)、イントラネット上の機器(500IP)で、初期費用が30万円、月額費用が130万円。


(川島 弘之)

2010/1/27 16:29