BSP、障害予測も可能なサーバー・ネットワーク・PC統合監視ツール新版


 株式会社ビーエスピー(以下、BSP)は2月4日、サーバー監視、ネットワーク監視、PC管理の統合運用管理ツール「Sky-Eye Tribune」の新版を発売した。

 Sky-Eye Tribuneは、単一コンソールからサーバー監視、ネットワーク監視、PC管理が可能なツール。PC管理ではインベントリ管理やリモート操作、一連のPC操作履歴やプログラム稼働実績のデータを収集できる。

 新版では、複雑になりがちな運用操作の機能をコンソール画面に分かりやすく配置することで操作性を向上。ユーザー操作履歴の追跡などの新機能に加え、レポート作成・検索機能などを追加した。レポート機能では、CSVファイル出力以外に印刷画面からのPDFファイル作成も可能となっている。

 対応プラットフォームも拡張し、Windows Server 2008 R2/Windows 7/CentOSなどの各種プラットフォームに対応した。ソフトウェア資産管理、ライセンス管理の対象OSとしてもLinux/UNIXを追加。管理の幅を広げている。

 また、同社の統合ログ管理ツール「Loganizer」との連携も実現。Sky-Eye Tribuneで採取したサーバー・クライアントの各種ログをLoganizerが自動的に収集・保存・管理するとともに、収集した情報から障害を予測検知するための性能分析レポートも自動作成するようになった。

 価格は、クライアントエージェント(50ユーザー)が50万円より。Windows/Linuxサーバーエージェント(5ユーザー)が49万円より。この中には、管理データベース「マネージャ」と操作用ソフト「コンソール」のライセンスが1つずつ含まれる。


(川島 弘之)

2010/2/4 18:07