エフセキュア、スキャン時間を50%短縮したWindows Server向けウイルス対策ソフト


 エフセキュア株式会社は2月10日、Windows Server向けウイルス対策ソフトウェアの新版「エフセキュア アンチウイルス Windowsサーバ Ver.9.00」を発表した。同日より順次販売を開始する。

 エフセキュア アンチウイルス Windowsサーバは、ウイルス/スパイウェア対策、ルートキット対策の機能を備えたセキュリティソフトウェア。64ビット環境を含めたWindows Serverで利用でき、「エフセキュア ポリシーマネージャ」を利用した集中管理にも対応する。

 新版ではスキャンエンジンが変更され、プロセスの最適化が行われたため、CPUおよびメモリ使用量の30%軽減、起動時間の56%短縮、スキャン時間の50%短縮などを実現しているという。また、設定用のGUIをWebブラウザベースにしたことで、遠隔地からの設定変更やウイルススキャンが容易になったとのこと。

 対応環境についても、最新のWindows Server 2008 R2や、Windows Server 2008/2008 R2のServer Core、Citrix XenApp 5.0/Citrix Presentation Server 4.5といった環境を新たにサポートしている。

 価格は、導入数に応じて割引されるボリュームディスカウント制を採用し、1~4台の場合は初年度が5万円/台、次年度以降が2万5000円/台。100~249台の場合が初年度1万7500円/台、次年度以降が8750円/台、などとなっている。


(石井 一志)

2010/2/10 11:39