ウォッチガード、メール保護やDLP機能を搭載したセキュリティアプライアンス
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は2月10日、セキュリティゲートウェイアプライアンス「WatchGuard XCS」を発表した。アウトバウンド/インバウンドの双方向でコンテンツを保護するメールセキュリティ機能、DLP(情報漏えい対策)機能などを搭載する。出荷開始は2010年第1四半期の予定。
WatchGuard XCSは、メールセキュリティとDLPの両機能を搭載するアプライアンス。クラウド技術「ReputationAuthority」を利用して、最大98%の迷惑メール(スパム)をブロックできるほか、送信者情報、画像、添付ファイル、埋め込まれたURLなどのコンテンツを検査するアンチスパムエンジンも搭載している。
また、アウトバウンド/インバウンドのメールをスキャンしウイルスをチェックする機能や、URLフィルタリング機能を備えており、悪意あるコンテンツからユーザーを保護可能。ゼロデイ攻撃に対処するための「Zero-Hour Threat Outbreak Response」機能も利用できる。加えて、重要なデータの漏えいを防止するDLP機能によって、メールのブロックや検疫、ルート変更、コピー、暗号化などをポリシーに沿って自動で行えるとのこと。
ラインアップとしては、500ユーザーまでの中規模向け「XCS 170」から、1万ユーザー以上に対応可能な大規模向け「XCS 1170」まで、全6モデルが用意される。
XCS 170 | XCS 1170 |
2010/2/10 12:23