日立、連結納税ソリューションをSaaSで提供


 株式会社日立製作所は2月18日、同社の連結納税ソリューション「C-Taxconductor」をクラウド環境で利用できる「SaaS型連結納税ソリューションC-Taxconductorサービス」を発表した。4月1日より提供を開始する。価格は個別見積もり。

 C-Taxconductorは、連結納税制度下の法人税・地方税の計算、申告書作成などをサポートするパッケージソフト。連結下のグループ会社の法人税額の算定のほか、地方税額の算定、税効果などの会計業務など、さまざまな業務に対応している。入力には、Excelベースのフォームを採用。これにより、サーバー側の負荷を軽減できるのが特長となっている。

 今回、SaaS形式で提供することで、初期導入費用を抑えて導入できるほか、自社に専用サーバーを設置する必要もなくなるのが特長。また、毎年の税制改正に伴う改訂プログラムも同社センター内で一括適用できるので、運用面での利便性が向上するのも特長となっている。そのほか、Citrix XenAppを採用することで、Excel形式の入力フォームも利用可能。



(福浦 一広)

2010/2/18 13:00