フィードパス、クラウド型のコラボレーションサービス「feedpath Rooms」


feedpath Rooms

 フィードパス株式会社は3月1日、企業間コラボレーションを実現するクラウドサービス「feedpath Rooms」の正式提供を開始すると発表した。

 feedpath Roomsは、複数人でのメッセージやファイルのやりとりをWebブラウザ上で行えるSaaS型のサービス。同社CTOの後藤康成氏は、「feedpath Roomsは、メールに代わるプロジェクトコミュニケーションを実現するサービス。メールで情報共有する場合、メッセージそのものが暗号化されていないといったセキュリティの問題のほか、受信したメールの振り分け、添付ファイルの整理などといった課題がある。また、スパムメールがたくさん届く環境下では、その中から必要なメールを見つけるのも困難」と、メール中心のコミュニケーションの限界を指摘。

 「feedpath Roomsは、メッセージをスレッド形式で管理できるので、必要な情報を必要なメンバーと手軽に共有できる。また、クラウドサービスとして提供しているので、社内だけでなく社外の人をメンバーとすることも可能。そのほか、ファイル共有機能も用意しているので、メールに添付できない大容量のファイルをやりとりするといった使い方にも対応している」と、利点を紹介した。

 feedpath Roomsは、プロジェクト単位で利用でき、各プロジェクトの参加者数で月額課金する仕組みを採用。5つのプランが用意されており、スタートプラン(メンバー数 5人まで、ディスク容量 1GB)は月額利用料は無料、プラン20(メンバー数 20人まで、ディスク容量 20GB)が月額4000円(税別)、プラン50(メンバー数 50人まで、ディスク容量 20GB)が月額7500円(税別)、プラン100(メンバー数 100人まで、ディスク容量 20GB)が月額1万2000円(税別)、プラン300(メンバー数 300人まで、ディスク容量 20GB)が月額3万円(税別)。



(福浦 一広)

2010/3/1 11:30