NEC、クアッドコアXeonを搭載したファクトリPC「FC-S21W」
FC-S21W |
日本電気株式会社は3月3日、ファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」の最上位モデル「FC-S21W」を商品化したと発表した。あわせて、ファクトリコンピュータのエントリーモデル「FC-PMシリーズ」において、Windows 7プリインストールモデルを追加したことも発表した。
FC98-NXシリーズは、工場などでの長期稼働に対応したPC。5年間の長期供給保証に加え、標準で生産終了後7年間、オプション購入時で生産終了後10年間の長期保守に対応している。
今回発表されたFC-S21Wは、クアッドコアXeon L5408を採用したFC98-NXシリーズの最上位モデル。ミラーリング機能搭載モデルに実装されるRAIDボードが強化されており、これにより従来比約2倍(読込時)の高速化を実現している。OSは、Windows XP、Linuxに加えて、Windows 7プリインストールモデルも用意。メモリは最大4GB、SATA HDDを最大2台(5インチファイルベイアダプタ使用時で最大3台)まで搭載可能。拡張スロットは、PCI-Express x16/x8をそれぞれ1基、PCI×4を装備している。そのほか、Gigabit Ethernet×2、USB 2.0×6などのインターフェイスを搭載している。
価格は、OS・HDD未搭載の「FC-S21W/SB0R4Z」が43万8000円(税別)、Windows XP Professional・160GB HDD×2(ミラーリング)の「FC-S21W/SX2R4Z」が64万8000円(税別)、Windows XP Professional・160GB HDD×2(ミラーリング)・グラフィックスカード搭載の「FC-S21W/SX2R4A」が68万8000円(税別)。同日より販売を開始し、5月6日より出荷を開始する。
2010/3/3 16:30