米Avaya、SMB向けVoIPコミュニケーション製品「IP Office」最新版
通信技術ベンダーの米Avayaは3月8日(米国時間)、SMB向けVoIPコミュニケーション製品の新版「Avaya IP Office 6.0」を発表した。大企業並みの高度な通信機能とサービスを利用できるという。
IP OfficeはIP電話、IM、プレゼンス、TV会議などのコミュニケーション/コラボレーション機能を統合した製品。主に250人以下の企業を対象とする。
最新版は、ユーザーエクスペリエンスを改善し、高度な機能を容易に利用できるようになった。オフィス、家庭、遠隔のPCや携帯端末からVPN経由で通信機能を管理できるWebベースの管理機能「one-X Portal for IP Office」では、音声通話とプレゼンス機能にIMを完全に統合。64人の参加可能な音声会議では録音、参加者の追加やミュートなどの機能を追加した。
また、「IP Office Video Softphone」で新たに動画機能が加わったほか、「Multi-Site Network」のサポート数を1000人に倍増した。障害対策ではテレフォニーシステムの運用に加え、ボイスメッセージなども対象としている。
IP-Officeは規模や機能レベルに合わせ、Essential Edition、Preferred Edition、Advanced Editionなど複数のエディションが用意されている。
2010/3/9 09:00