マカフィー、Windows 7に対応したデータ暗号化ソフト新版


 マカフィー株式会社は3月9日、データ暗号化・アクセス制御ソフトウェア「McAfee Endpoint Encryption for Devices 6.0」を発表した。3月15日より提供を開始する。

 McAfee Endpoint Encryption for Devices 6.0は、Windows 7に対応した、デスクトップPC、ノートPC、モバイルデバイスなどを自動的に暗号化するソフトウェア。HDD暗号、ファイル/フォルダ暗号、暗号化USBメモリなど、さまざまな暗号化形態をサポート。

 同社のセキュリティマネジメントコンソール「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO) 4.5」にも対応しており、利用状況の監視、レポート機能などを利用することができる。また、ePOの全方位のセキュリティ監査証跡により、セーフ・ハーバー要件にも対応可能。

 このほか、インテルの32nmプロセスで製造される「Westmere(開発コード名)」で追加されたAES-NI(Advanced Encryption Standard - New Instructions)テクノロジーをサポート。AES-NIを搭載されているPCでは、暗号化の高速処理が可能になるとしている。

 価格は、1ノードあたり1万6800円から(10~25ライセンスの場合)。



(福浦 一広)

2010/3/9 12:00