日立、情シスの業務改革を支援する「ISマネジメント高度化・省力化ソリューション」


 株式会社日立製作所は3月10日、情報システム部門の業務改革・意志決定を支援する「ISマネジメント高度化・省力化ソリューション」を発表した。3月12日より提供を開始する。

 ISマネジメント高度化・省力化ソリューションは、ダッシュボードを利用して投資ポートフォリオやIT試算情報など、情報システム部門の管理・運営に必要な各種情報を一元管理するソリューション。各種情報の収集・編集・管理業務を自動的に行うダッシュボードツールを採用することで、情報システム部門の組織全体の運営状態や成果の達成レベルを示す評価指標などを利用することができる。また、管理・運営に必要な情報もダッシュボードで一元管理できるので、運営業務の負担軽減が可能としている。

 同ソリューションは、「アセスメントサービス」「導入サービス」「維持管理サービス」で構成。アセスメントサービスは、情報システム部門の組織運営のあり方、情報システム関連コストの水準、人材とその育成レベルなどを評価し、利用企業の強みを生かす施策や弱点の補強策などをコンサルテーションするサービス。導入サービスは、利用シーンを想定したダッシュボードツールのテンプレートを使い、低コスト・短期間でダッシュボードを導入するサービス。維持管理サービスは、導入後のダッシュボードツールの操作方法や障害に関する問い合わせ対応、問題解決の支援を行うサービス。リモート監視による、継続的なモニタリングなども行われる。価格はそれぞれ個別見積もり。

 同社では、2015年度・100億円の売上を目指すとしている。



(福浦 一広)

2010/3/10 13:30