JCS、Xeon 5600番台搭載のサーバー7製品-1Uに2ノード搭載する高密度型も


 株式会社日本コンピューティングシステム(JCS)は、インテルの最新CPU「Xeon 5600番台」を搭載するサーバー7製品、ワークステーション1製品を、3月16日より販売開始した。

 Xeon 5600番台は、32nmプロセスで製造されているWestmere(開発コード名)世代の最新Xeon。JCSの新製品はすべて、最大6コアのXeon 5600番台を2基搭載でき、従来よりもパフォーマンスと電力効率が向上しているという。

 合計7製品が提供されるサーバーでは、1Uラック型が4つ、2Uラック型が2つと、タワー型が1つ用意されており、HPCや仮想化など、高度な処理能力が要求される分野で効果的に利用可能。さらに、生産性向上や、電力効率に優れたIT基盤構築を目指す企業にとっても、効果を発揮できるとした。

 構成例として、Xeon E5620(2.4GHz、4コア)×2、6GB DDR3メモリ(最大96GB)、3.5型250GB SATA HDDを搭載する1Uサーバー「JCS Vintage 1U-XEG2」では32万8650円から。1Uサイズに2ノードを格納できる超高密度型サーバー「JCS Vintage 1U-XETG2」は、同様の構成を2ノード分搭載して、50万850円から。

 また、タワー型サーバー「JCS Vintage XEHC2」は31万5000円から。NVIDIA Quadro FX5800を搭載するワークステーション「JCS Vintage GLWG4」は85万9000円から、となっている。

JCS Vintage 1U-XEG2JCS Vintage 1U-XETG2





(石井 一志)

2010/3/17 11:00