アライド、1000BASE-Tを8ポート備えたレイヤ2インテリジェントスイッチ


CentreCOM GS908M V2

 アライドテレシス株式会社は3月23日、Gigabit Ethernet(GbE)対応のインテリジェントスイッチ「CentreCOM GS908M V2」を発表した。価格は6万9800円(税別)で、3月24日の出荷開始を予定する。

 GS908M V2は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×8ポートと、SFP×1スロットを備えたレイヤ2インテリジェントスイッチ。SFPスロットにモジュールを装着することで、光ファイバーによるGbE接続にも対応できる。

 SNMP v1/v2によるネットワーク管理に対応するほか、ループガード機能、EPSR(Ethernet Protected Switched Ring)リング内にトランジットノードとして接続できる「EPSRアウェア」機能、同一ポート上でユーザーごとに別々のVLANを動的に付与「マルチプルダイナミックVLAN」機能などを搭載する。また認証に関しても、IEEE802.1X/Web/MACアドレスベースの各認証を混在させられる「Tri-Auth」認証機能を備えた。

 さらに、動作時50℃の高温をサポートし、ファンレス設計で動作音がしないため、設置場所を選ばずに利用できる点もメリット。加えて、未使用ポートへの給電をカットして消費電力を削減する「省電力モード」、指定期間、LEDの消灯やポートの機能停止(シャットダウン)、本体の電源オフを実行できる「エコトリガー」機能にも対応している。

 なお、GS908M V2は「学校ICTキャンペーン」の対象製品に追加されており、5年間の有償サポート利用権が付加されたアカデミックパックも、6万9800円(税別)で提供される。


(石井 一志)

2010/3/23 14:30