マイクロソフト、デスクトップ環境の最適化を支援するオンライン分析ツール


 マイクロソフト株式会社は4月5日、法人顧客向けに、企業内のIT基盤の現状分析と成熟度評価を行うWebツール「IT基盤無料診断ツール」を提供開始すると発表した。企業におけるデスクトップ環境の最適化を支援することが目的という。所要時間は5分程で、6月30日までの提供となる。なお、診断にはWindows Live IDが必要とのこと。

 IT基盤無料診断ツールは、Webで提示される質問に対しユーザーが回答することで、企業内のIT基盤の現状分析、成熟度の評価を行ってくれるオンラインツール。具体的には、企業内のデスクトップ環境に関する成熟度の現状、ビジネス課題と取り組むべきIT課題、IT課題を解決した場合のコスト効果事例、経営基盤強化に貢献するIT環境を実現するためのソリューション例をレポート生成し、オンラインで提示してくれる。

 なお、マイクロソフトでは、これまでも、クライアント環境最適化に向けたIT基盤構築の課題分析、ロードマップ策定を支援する「ITアーキテクチャ&計画サービス Optimized Desktop版」「PC環境成熟度診断サービス」といったコンサルティングサービスを提供してきた。今回のツール提供は、これらのサービスを拡充するのが目的としている。

診断画面レポートのサンプルイメージ



(石井 一志)

2010/4/5 16:00