NEC、従来比で22%小さいスリムタワー型ワークステーション


Express5800/53La(モニター別売)

 日本電気株式会社(以下、NEC)は4月13日、高信頼性スリムタワーワークステーション「Express5800/53La」を発売した。出荷開始は4月20日より。

 新製品では、縦387×幅93×高さ387mmのスリムサイズ、従来比22%の省スペース化を実現したのが特長。薄型スタビライザ(転倒防止用の安定板)の設置も可能で安定性にも優れる。この特徴を生かし、医療機関や流通・小売業の店舗などへ訴求する考え。

 ラインアップとしては、Core i5/i3とPentiumを採用した2モデルを用意。2台のHDDでRAID 1が組めるほか、ECCメモリにも対応する。ゲーム機器などの組み込み用途にも最適なWindows Embedded搭載製品も用意。保守面では、従来1年から1年半としてきた出荷期間を3年間に延長し、2013年3月までの長期出荷を保証する。

 価格は、Core i5-660(3.33GHz)、4GBメモリ、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、NVIDIA Quadro NVS290、Windows 7 Professionalといった構成で33万6500円(税別)。Pentium G6950(2.80GHz)、2GBメモリ、160GB HDD、DVD-ROM、Windows 7 Professionalといった構成で19万500円(同)。




(川島 弘之)

2010/4/13 14:30