ISFnetが「iPhone 3GS」1400台を導入、情報共有や教育ツールとして


 ソフトバンクテレコム株式会社は4月13日、株式会社アイエスエフネット(以下、ISFnet)が全社員向けに1400台の「iPhone 3GS」を導入したと発表した。モバイル環境を利用した情報共有を積極的に行うため。

 ITインフラサービス事業を提供するISFnetは、約1000人の技術者が顧客先へ常駐しながら、ITインフラ構築やIT機器の保守運用、ヘルプデスクの業務を行っている。全社員の約7割が直行・直帰型のスタイルで、タイムリーな情報共有と社員教育の充実が課題の1つだった。

 そこで、数多くの業務用アプリケーションが選択でき、社員常時社内システムにアクセスできるiPhone 3GSが理想的な端末であると判断。1400台の導入を決定した。

 具体的な活用としては、「SMSメールによる全社員向け一斉情報伝達」「社長による講話・ビジョンの動画配信」「ビジネスマナーや人格教育のためのeラーニング動画の配信」「社員の安否確認」「社員研修」「SFA」「一般のiPhoneユーザーに対する会社説明コンテンツの配信」「情報セキュリティ定期教育」などを想定する。

 また、グループ会社で障がい者雇用に積極的なアイエスエフネットハーモニーとともに、iPhone 3GSによる障がい者支援の有効性なども検討していく方針。



(川島 弘之)

2010/4/13 17:30