米Extreme Networks、最新のアーキテクチャと管理製品で仮想化・クラウド戦略を強化
ネットワーク機器ベンダーの米Extreme Networksは4月19日(米国時間)、仮想ライフサイクル管理製品「Extreme Networks XNV」とデータアーキテクチャ「Extreme Networks Direct Attach」を発表した。ネットワーク層と仮想マシンとの連携を強化してパフォーマンスや効率を改善できるという。
Extremeは2009年に仮想化やクラウド技術を取り入れるデータセンター戦略を発表しており、新製品はこの一環となる。最新のデータセンター戦略の下、物理インフラから仮想インフラへの移行を推進する。
Extreme XNVはネットワークOS「ExtremeXOS」と管理スイート「EPICenter」向けのモジュールで、仮想マシンのライフサイクル管理を実現する。ネットワークレベルで仮想マシンの作成やアクティベーションなどライフサイクルを通じた管理や自動化が可能となり、効率よく管理できるという。
Direct Attachはネットワークレイヤと仮想マシンを直接接続するアーキテクチャ。ExtremeXOS経由でライセンス提供する。サーバーのソフトスイッチを経由せず、レイヤ2/レイヤ3スイッチレベルで仮想マシンの増加に対応する拡張性を持たせることができる。これによって仮想マシンの管理やモニタリングを簡素化し、ネットワークのパフォーマンスを改善できるという。
ともに2010年第3四半期から提供を開始する。価格は、XNVが20ノード3000ドルから。Direct Attachはイーサネットスイッチ1台あたり995ドルから。
2010/4/20 11:00