米Google、「Local Business Center」を一新して「Google Place」に名称変更


 米Googleは4月20日(米国時間)、事業主向けの地域検索リスティングサービス「Google Place」を発表した。「Google Maps」に無料でリスティングできる「Local Business Center」を強化して名称も「Google Place」に変更したもので、一部有料サービスも追加した。

 今回「Google Place」と名称も一新した「Local Business Center」は、Google Maps上でレストランや医院などの自社ビジネス情報を表示できる事業主向けサービスで、特定の場所の情報を一カ所にまとめる「Place Pages」で情報を管理するサービス。Place Pagesは2009年9月に開始し、世界5000万以上の場所で提供。400万以上の事業主が利用しているという。

 強化された「Google Place」では、Local Business Centerで提供されていた従来の機能に加え、サービスを提供するエリアを表示できるようになった。無店舗の場合は、住所を表示せずにリスティングすることも可能だ。また、Googleが店舗の写真を撮影して、 Place Pageに表示する写真撮影サービスも追加した。現在、米国、日本、オーストラリア限定で、希望者は無料でリクエストできる。

 このほか、Google.comとGoogle Mapsの検索結果ページにタグをつけるサービスも追加した。月額25ドルで、米国の一部の都市で利用できる。

(Infostand)

2010/4/21 12:22