NEC、SOHO/小規模向けIAサーバーに省エネ化した新3機種

GT110b

GT110b-S

　日本電気株式会社（NEC）は4月26日、SOHO/小規模オフィス向けサーバー「Express5800/Gモデル」において、省エネ・省スペースを実現した新機種を発売した。

　新機種は、1Wayタワーサーバー「GT110b」、1Wayスリムサーバー「GT110b-S」、水冷スリムサーバー「GT110b-S（水冷）」の3モデル。

　GT110bでは、部品構成に応じて冷却ファンの回転を変動させるファン制御技術や、80 PLUS認証の高効率電源を採用し、消費電力を約65％削減。冷却設計も見直して、設置スペースも約20％削減した。

　CPUはクアッドコアのXeon X3430（2.40GHz）、デュアルコアのPentium G6950（2.80GHz）、Celeron G1101（2.26GHz）を選択可能。最大16GBメモリや200GB SSDをサポートし、従来比2倍以上に性能を向上している。

　価格例は、Celeron G1101、1GBメモリ、ディスクレスで4万6000円（税別）から。

　GT110b-SおよびGT110b-S（水冷）では、名刺サイズ幅のスリム筐体を実現。CPUにCore i3-540（3.06GHz）、Pentium G6950を選択可能。SSDをサポートするほか、RAID 5/6が可能な3台のHDDとバックアップ装置を同時に搭載し、最大4TBまで拡張できる。このためファイルサーバーに最適なほか、静音性に優れ、ほこりの巻き上げも抑制するため、清潔で快適な空間が求められる病院や図書館にも最適としている。

　価格例は、Pentium G6950、1GBメモリ、ディスレスで、GT110b-Sが9万9800円（税別）から、GT110b-S（水冷）が12万1000円（同）から。