日立ソフト、セキュリティプロセス運用基盤「SecurityProcessNavigator」提供開始


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は5月11日、同社の情報漏えい防止ソリューション「秘文」およびコンテンツ承認基盤「ContentsGate」と連携し、情報セキュリティの運用を強化、支援する「Security ProcessNavigator」を6月30日に提供開始すると発表した。価格は1ユーザーあたり1万500円。

 「SecurityProcessNavigator」を導入することで、情報を持ち出す際や記録デバイスを利用する際の申請・承認などのセキュリティ対策の運用をシステム化が可能になる。日立ソフトでは、導入により、利用者は定められた実施手順を守らないと必要な業務が行なえないため、規則の周知と徹底が実現できるとしている。

 導入時に簡単に運用が開始できるよう、持ち出し申請などのテンプレートも合わせて提供。テンプレートは専用GUIにより、簡単にカスタマイズできる。操作ログ記録機能も装備し、持ち出し申請や承認操作などのログが取得できる。ログは同社の「秘文AEシリーズ」および「秘文MEシリーズ」と連携して一元管理することができる。

 日立ソフトでは、2011年度までに2万5000ライセンスの導入を目指す。


(工藤 ひろえ)

2010/5/11 16:46