日本IBM、ITリソースの状況を監視するパブリッククラウドサービス


 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は5月17日、ITリソースに対する監視機能を提供するパブリッククラウドサービス「IBM Tivoli Live - モニタリングサービス」を発表した。7月1日の提供開始を予定している。

 「IBM Tivoli Live - モニタリングサービス」は、ハードウェア、OS、仮想サーバー、アプリケーションといったITリソースの稼働状況やパフォーマンスを監視するためのサービス。パブリッククラウド上から提供するため、導入・構築時の負担を軽減でき、オンデマンドでITリソースの監視を行えるメリットがあるという。

 また、メールへの通報機能も用意されており、ユーザーが設定した条件に基づいて、監視対象の状況をメールで送信可能。休日や夜間における確認作業の負荷を軽減するほか、異常事態の発生時にも迅速な検知を可能にしているとのこと。

 料金は監視対象となるITリソース数に応じた従量制で、最小25個から最大500個まで対応する。価格は対象1つあたり月額6000円(税別)で、別途初期費用が89万3000円かかる。


(石井 一志)

2010/5/17 11:51