レノボ、4万円台からのタワー型1Wayサーバー「ThinkServer TS200v」

Windows Server Foundationモデルも用意

ThinkServer TS200v

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は5月25日、エントリー向け1Wayタワー型サーバー「ThinkServer TS200v」を発表した。50%以上のリサイクル・プラスチックを使用するなど、環境に配慮しているほか、管理やセットアップが容易なため、小規模オフィスでも導入しやすいという。同日より販売を開始し、直販価格は4万8300円から。

 ThinkServer TS200vは、デスクトップPC並みの価格で提供される、エントリークラスの1Wayサーバー。CPUはデュアルコアのCore i5-650(3.20GHz)やPentium G6950(2.80GHz)、Celeron G1101(2.26GHz)のいずれかを搭載し、チップセットはインテル3450を採用した。メモリは最大16GB(4GB×4)まで、HDDは2TB(1TB×2)まで内蔵可能で、RAID 0/1に対応したオンボードRAIDコントローラも備えている。

 管理機能については、サーバーとして初めてインテルAMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジー)に対応。インターフェイスはUSB 2.0×8、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、シリアル、アナログRGB、ディスプレイポート、音声入出力などを備えている。

 価格は、Celeron G1101、1GBメモリ、250GB HDDを搭載した「098111J」が4万8300円、Pentium G6950、2GBメモリ、250GB HDDを搭載した「098112J」が6万3000円、Core i5-650、2GBメモリ、500GB HDDを搭載した「098119J」が8万6100円。いずれのモデルもOSは別売となっている。

 また、Windows Server 2008 R2 Foundationをプリインストールしたモデルも提供され、Pentium G6950搭載の「098114J」が10万4790円、Core i5-650搭載の「098118J」が11万3400円。両モデルとも、2GBメモリと250GB HDD×2(RAID 1初期設定済み)を搭載している。


(石井 一志)

2010/5/25 12:00