大規模対応などを強化したクライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View 4.2」


 Sky株式会社は5月31日、クライアント運用管理ソフトの新版「SKYSEA Client View Ver.4.2」を販売開始したと発表した。

 SKYSEA Client Viewは、ログ管理、資産管理などの機能を搭載するクライアントPC向け運用管理ソフト。資産情報と稼働状況を把握してIT資産を最適化する機能を備えるほか、情報セキュリティ事故につながる可能性のある操作を警告する機能や、レポート作成機能、リモートメンテナンス機能なども利用できる。

 新版では、大規模環境への対応を強化。複数のマスターサーバーにある情報を管理用PCから一度に収集できるようになったため、効率の良い分散運用を実現している。また、専用のデータベースやソフトを使わずに、標準機能でログ解析やワンタッチレポートなどの、さまざまなログ集計を高速化した。これによって、ログ検索時の管理用PCにかかる負担を軽減している。

 さらに、クライアントPC向けエージェントを軽量化し、メモリ使用量を抑えたほか、電源ログオン/オフ情報、最前面ウインドウキャプション情報のリアルタイム更新をオン/オフできるようにした。オフ設定では、情報が必要な場合のみ更新をかけるため、ネットワーク負荷を軽減可能になっている。


(石井 一志)

2010/5/31 15:48