バッファロー、ループ防止や自動節電調整が可能なGbE対応レイヤ2スイッチ


 株式会社バッファローは6月2日、オールGigabit Ethernet(GbE)対応のレイヤ2スイッチ2製品を発表した。16ポートの「BS-G2116U」と24ポートの「BS-G2124U」を、6月下旬より順次出荷開始する。価格は2万4500円(税別)から。

BS-G2116UBS-G2124U

 「BS-G2116U」「BS-G2124U」は、管理機能を持たないノン・インテリジェントタイプのレイヤ2スイッチ。全ポートが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応するほか、Jumbo Frameにも対応するため、高速なデータ転送を行える。

 また、ネットワークのループ構成を検知し、該当ポートを自動的に無効にするとともに、ループ発生をLEDの点滅とブザーで知らせる「ループ防止」機能を搭載。ループが原因となるネットワーク障害を、未然に防止できるようにした。

 さらに、未使用ポートや、接続先のPCの電源がオフになっているポートなどへの電力を自動的にカットする「おまかせ節電」機能によって、夜間のオフィスにおける消費電力を節約できるとのこと。この機能ではさらに、接続されているLANケーブルの長さも自動判別し、それに応じて供給電力を自動調整する機能も備えている。

 筐体は金属製のファンレスタイプを採用。19インチラックや壁面への設置を可能にする取り付け金具が付属する。

 価格は、BS-G2116Uが2万4500円(税別)、BS-G2124Uが3万4500円(同)。出荷開始はそれぞれ6月下旬、8月下旬となっている。


(石井 一志)

2010/6/2 14:31