Web認証強化サービス「GOSSY」、手のひら静脈認証でさらに強化

GOSSYの概要。あらゆるWebサイト・Webアプリケーションに認証を

　GBR株式会社は6月4日、内部統制・セキュリティ対策支援ソリューション「GOSSY」に、富士通フロンテック株式会社が製造・販売する手のひら静脈認証センサー「PalmSecure」を認証デバイスとして採用し、10日より販売すると発表した。

　GOSSYは、Web環境でのセキュリティを強化するソリューション。内部統制やセキュリティ対策を目的に、ドメイン・URL・リンク・ボタン単位での認証やアクセス制御を実現する。既存のシステムに手を加えずにアドオンできるのが特長。

　今回、認証デバイスにPalmSecureを採用した。手のひら静脈認証は、顔・指紋認証などと異なり、情報が体内にあるため偽造しにくく、紛失・盗難の恐れがない。また、手をかざすだけで認証できるため、利用者の手間も軽減。センサーに手を触れずに認証できるので、衛生面での抵抗感も払しょく。

　GOSSYに手のひら静脈認証技術を組み込むことで、ワークフロー承認など確実な本人確認が要求されるシーンで、不正アクセスのリスクを極めて低くできるとしている。

　手のひら静脈認証対応GOSSYの価格は、27万5800円から。