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サムライブームがサーバーにも波及? 米で「SAMURAI」サーバー発表



 米国のベンチャー企業が新しいタイプのサーバーを発表した。製品名は「SAMURAI(サムライ)」。放熱機構「CHONMAGE(ちょんまげ)」を生かした超静音設計、CPUの未稼働時間を極力なくす「NAISHOKU(内職)」などの特徴を持つ1Uサイズのブレードサーバー。米国で4月1日に発売される。日本での発売は未定。

 同サーバーの最大の特徴として、誤動作時に自動的にシャットダウンする自律機構「HARAKIRI(腹切り)」が挙げられる。HARAKIRIは、ブレードごとの過去の稼動実績に基づいて動作するもので、完全な動作を繰り返していたブレードほど単純なミスでもHARAKIRI機能が敏感に働くという。特に大きな誤動作が起きたときは、ラック内のすべてのブレードがHARAKIRI機能で一斉にシャットダウンできるとしている。

 そのほか、外部から攻撃を受けた場合、相手サイトを逆襲する「UCHIIRI(討ち入り)」機能も用意されているとのこと。UCHIIRI機能が動作した場合、成功の有無に関わらずHARAKIRI機能が動作し、すべてのブレードが自動的にシャットダウンするそうだ。

 同社CEOのエドワード・ズウィック氏は、「ブレードサーバーという製品をみたときから、私の頭の中には日本刀のイメージが強く残っていた。武士道をサーバー制御思想として導入できたことに喜びを感じている。個人的な希望としては、このサーバーをブレードサーバーではなくソード(刀)サーバーと呼んでもらいたい」とコメントしている。

 1段あたりの搭載可能ブレード数は7本。「これは七人の侍にインスパイアされて決定した」と説明している。



( 編集部 )
2004/04/01 0:00

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