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米Google、デジタル写真管理の米Picasaを買収


 米Googleは7月13日(米国時間)、デジタル写真管理ソフトウェアの米Picasaを買収したと発表した。買収額や条件などの詳細は公表していない。

 Picasaは2001年創業のベンチャー企業で、デジタル写真の編集や検索などの管理ツール「Picasa」と、オンラインで写真を共有できる無償ネットワークプログラム「Hello」を提供している。「Hello」は、機能的にはIM(インスタントメッセージ)に近く、ユーザーがネットワークを構築して、メンバー間で写真の公開やチャットなどができるソフトウェア。いずれも直感的で使いやすいことからユーザーの支持を集めており、昨年には米『PC Magazine』誌の2003年度最優秀製品賞を受賞している。

 GoogleとPicasaはすでに今年5月に提携しており、Googleのブログツール「Blogger」のユーザーが「Hello」から直接デジタル画像を掲示できるようにするなど、協業してきた。

 Googleの製品管理担当副社長、Jonathan Rosenberg氏は「Picasaの技術は、世界中の情報をまとめてアクセス可能にし、活用できるようにするというGoogleのミッションを補完するもの」とコメントしている。

 Googleは今年4月に米証券取引委員会(SEC)にIPO(新規株式公開)を申請し、その動向に注目が集まっている。今月12日のAP通信の報道によると、ハイテク銘柄の多いNasdaqに上場する準備を整えているというが、期日などはまだ明らかにされていない。



URL
  米Google
  http://www.google.com/
  米Picasa
  http://www.picasa.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.google.com/press/pressrel/picasa.html


( Infostand )
2004/07/14 10:15

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