米Hewlett-Packard(HP)は2月13日(米国時間)、ハンドヘルド事業部門をノートPC事業部門から分離する組織再編を発表した。携帯端末「iPAQ」シリーズを専門に取り扱い、効率化を図る。同社は合わせてiPAQシリーズの新しいラインアップ「HP iPAQ hw6900」を発表した。
同社のハンドヘルド部門は旧Compaqから引き継いだもので、ノートPCとともに、パーソナル・システム・グループ(PSG)下のモビリティ・ビジネス部門に所属していた。両者を分離することで、PSGは、ノートPC、デスクトップPC、ワークステーション、ハンドヘルドの4部門構成となる。
ハンドヘルド部門の責任者には、米Sun Microsystemsなどで経験のあるDave Rothschild氏が担当副社長として就任する。ノートPC部門は引き続きTed Clark上級副社長が担当する。
HP iPAQ hw6900は、GSM/GPRS/EDGE携帯電話、無線LAN、GPS、Bluetoothの無線機能を統合したスマートフォンで、米Microsoftの「Windows Mobile 5.0」を採用している。IP電話ソフト「Skype」も利用可能。
Windows Mobile 5.0の「Messaging and Security Feature Pack」の機能で、新着電子メールやスケジュールを自動的に受信することができる。アジア・太平洋、欧州、中東・アフリカ地域で今夏発売する予定。
■ URL
米HP
http://www.hp.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2006/060213c.html
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2006/060213a.html
( Infostand )
2006/02/14 09:00
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