米Open-Xchangeは3月12日(米国時間)、同社の技術をベースとする電子メールとコラボレーションのソリューション「MailXchange」のサーバーコンポーネントのソースコードを公開したと発表した。あわせて、次世代Open-Xchange Serverの開発を目指すオープンソース・プロジェクト「Open-Xchange Community」を立ち上げた。
MailXchangeは、Open-XchangeのSmart Collaboration技術をベースとする電子メール/コラボレーション・ホスティングソリューションで、ドイツのWebホスティング大手1&1 Internetがホスティングして商用サービスを開始している。
公開は、MailXchangeのサーバーコンポーネントのソースコードはGPLで、AjaxベースのユーザーインターフェイスはCreative Commonsの「Attribution- NonCommercial-ShareAlike(表示-非営利-継承) 2.5」に基づいて行った。
次世代Open-Xchangeは、AjaxベースのWebインターフェイスを採用し、ドラッグ&ドロップやライトクリックによるメニュー表示などが可能になるという。また、標準技術をベースとしているため、サードパーティのシステムや、GoogleやYahoo!など企業のWebアプリケーション・コンテンツも容易に統合できるとしている。
Open-Xchangeは、NovellやRed Hatなどのオープンソースプラットフォームをサポートしており、Microsoftの「Exchange Server」に対抗する技術として注目を集めている。
■ URL
米Open-Xchange
http://www.open-xchange.com/
( Infostand )
2007/03/14 09:06
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