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米IBM、Lotus Symphonyのベータ2をリリース-登録ユーザー25万人突破


 米IBMは11月13日(米国時間)、オープンソースベースの無料オフィススイート「Lotus Symphony」のベータ2を発表した。性能、使い勝手などを改善した。またベータ版の登録ユーザーは、25万人を突破したという。

 ベータ2では、性能面では、コードの最適化と調整を行うことで、全体の性能を改善。たとえば、プレゼンテーションファイルの展開を平均50%高速化するなど、一部機能では大幅な変更となった。

 使い勝手では、顧客の要望に応える形で強化を行っているという。今回、ダウンロードプロセスを2倍に高速化。アイコンをワンクリックするだけでインストールできるという。

 Lotus Symphonyは、ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションの3つのアプリケーションをパッケージとして提供。OpenOffice.orgがベースで、Microsoft Officeに対抗するものと位置づけられている。

 IBMによると、ベータ版は9月のリリースして以来、登録ユーザーは25万人を超え、その88%がMicrosoft製品のユーザーという。ダウンロードが最も多い地域は、米国、英国、フランス、ブラジル、カナダ、中国、日本の順。現在、英語版の提供のみだが、ユーザーの半分は米国外。また、Linux版の利用は12%を占めるという。



URL
  米IBM
  http://www.ibm.com/
  Lotus Symphony
  http://www.ibm.com/software/lotus/symphony
  プレスリリース(英文)
  http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/22611.wss


( Infostand )
2007/11/15 09:02

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