米Microsoftは2月28日(米国時間)、Windows Vistaのリテール版パッケージの価格を世界的に値下げすると発表した。「Windows Vista Service Pack 1(SP1)」のリリースに合わせて価格改訂を行い、Windows XPからの移行をうながす。
値下げ対象となるのは、先進国ではハイエンド版中心でHome PremiumとUltimate。途上国ではベーシック版中心でHome BasicとHome Premium。途上国では、アップグレード版の価格でフルバージョンを提供する。
Microsoftは昨年1月のVistaリリースから、これまでに1億ライセンスを販売したが、多くがPCのプリインストール向けという。スタンドアロン版を値下げしてアーリーアダプターや自作ユーザーにアピールする。
Microsoftはリリース文では、地域別の価格と改訂時期の詳細は発表していないが、Reutersなどによると、米国ではUltimateが現行の399ドルから319ドルに、同アップグレード版は259ドルから219ドル、Home Premiumはアップグレード版が159ドルから129ドルになるという。SP1のリリースは今年第1四半期中とみられている。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
「Windows Vista」値下げに関するQ&A(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/features/2008/feb08/02-28BrooksQA.mspx
( Infostand )
2008/03/03 09:09
|