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Sun StorageTek 6140
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サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は8月28日、ミッドレンジディスクアレイ「Sun StorageTek 6540」「同 6140」と、同クラスのNAS製品「Sun StorageTek 5320 NAS」を販売開始すると発表した。いずれも、マルチスレッド化されたCPUが持つ高いパフォーマンスに対応するための戦略的製品という。出荷開始は、ディスクアレイ2製品が9月上旬、NAS製品が8月下旬の予定。
Sun StorageTek 6540/6140は、4Gbps FC(ファイバチャネル)接続に対応したミッドレンジディスクアレイで、コントローラと拡張ユニットから構成されるモジュラー型の製品。HDDはFCとSATAに対応し、両者の混在も可能なほか、従来のサン製拡張ユニットを利用することもできる。
管理ソフトとしては、「Sun StorageTek Common Array Manger(CAM)」が両製品共通で提供される。また、仮想化、スナップショット、レプリケーション、ボリュームコピーなどを行えるオプションソフトも用意された。
最大容量は、Sun StorageTek 6540が112TB、同 6140が56TB。RAIDは0/1/3/5/1+0に対応する。価格はそれぞれ1308万9000円(税別)から、320万7000円(同)から。
Sun StorageTek 5320 NASは、拡張ユニットとの接続で最大112TBの容量を搭載できるNAS製品。NASゲートウェイとしての利用も可能で、FCディスクアレイを接続することでネットワーク経由のファイルアクセスが可能になるほか、iSCSIにも対応しているため、ブロックベースのアクセスも行える。オプションによって、1度書き込んだデータを書き換え・消去できないようにするWORM(Write Once Read Many)機能にも対応可能だ。
インターフェイスは標準で1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×4を備え、オプションによって銅線・光ファイバーのGigabit Ethernetポートを6基まで追加できる。価格は307万7000円(税別)から。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
( 石井 一志 )
2006/08/28 13:09
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