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レノボ、1.1kgの軽量ノートPC「ThinkPad X200s」-最長13.6時間のバッテリ駆動を実現

タブレットPC「X200 Tablet」、光学ドライブ搭載の上位機「X301」も発表

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は10月10日、最長13.6時間のバッテリ駆動を可能にした軽量ノートPC「ThinkPad X200s」を発表した。また同時に、タブレットPC「ThinkPad X200 Tablet」や、光学ドライブを搭載するモバイルノートPC「ThinkPad X301」も発表されている。


ThinkPad X200s
 ThinkPad X200sは、企業向け最新プラットフォーム「Centrino 2 vPro」対応の軽量モバイルノート。4セルバッテリ搭載時で約1.1kgの軽量を実現したほか、9セルバッテリとSSD、LEDバックライトディスプレイなどを選択すると、最長13.6時間という長時間のバッテリ駆動に対応する。また、全モデルでBluetoothを標準装備した。

 構成例として、Core 2 Duo SL9300(1.6GHz)、モバイル インテルGS45チップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ(最大4GB)、160GB HDD(5400rpm)、インテルWireless WiFi Link 5100AGN(1x2)、WXGA(1280×800ドット)表示可能な12.1型TFT液晶、指紋センサー、4セルバッテリ、Windows XP Professional(Vista Businessダウングレード)といった構成で、23万1000円。この構成でのバッテリ駆動時間は最長4.2時間。

【お詫びと訂正】初出時に確認したレノボのWebサイトが価格を誤って表示していたため、正しい価格へ訂正いたしました。

 インターフェイスは、VGA、USB 2.0×3、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、モデム、ExpressCard/54、5 in 1メディアカード・リーダー(SD/SDHC/MMC/メモリースティック/メモリースティックPro)などを搭載する。サイズは295×210×20.7~28.7mm(W×D×H)。


ThinkPad X200 Tablet
 ThinkPad X200 Tabletは、重量約1.61kgのタブレットPC。従来のレノボ製タブレットPCと比べて約10%の軽量化が図られたほか、「デュアル・スイベル機能」を備えたスクリーン、フルサイズキーボード搭載といったことにより、操作性を向上したという。また、Centrino 2 vProにも対応している。

 価格例は、Core 2 Duo SL9300、モバイル インテルGS45チップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ(最大4GB)、160GB HDD(5400rpm)、インテルWireless WiFi Link 5100AGN(1x2)、WXGA(1280×800ドット)表示可能な12.1型TFTタッチパネル、指紋センサー、4セルバッテリ、Windows Vista Businessといった構成で、27万8250円。

 ThinkPad X301は、「ThinkPad X300」の後継として提供されるフラグシップモデルで、1440×900ドット表示可能な13.3型TFT液晶(LEDバックライト付き)を搭載。CPUは超低電圧版のCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)を採用し、最長9.5時間のバッテリ駆動を可能にしている。重量は約1.5kg。

 価格例は、Core 2 Duo SU9400、モバイル インテルGS45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ(最大4GB)、64GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、インテルWireless WiFi Link 5300AGN(3x3)、指紋センサー、3セルバッテリ、Windows XP Professional(Vista Businessダウングレード)といった構成で、35万7000円。この構成でのバッテリ駆動時間は最長3.3時間となっている。



URL
  レノボ・ジャパン株式会社
  http://www.lenovo.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2008/10/1010.html


( 石井 一志 )
2008/10/10 15:07

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