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転送速度とバックアップ機能を強化したNAS「テラステーション」新モデル


TS-XL/R5シリーズ
 株式会社バッファローは、RAID 5対応のNAS製品「テラステーション」の新モデルとして、「TS-XL/R5シリーズ」を発表した。価格は9万5600円(税別)からで、12月下旬の出荷開始を予定する。

 テラステーションは、主に企業向けに提供されているRAID 5対応NASのNAS製品。今回提供されるTS-XL/R5シリーズではCPU性能を強化し、従来モデルと比べて約2倍のデータ転送速度を実現した。筐体は、従来製品と比べて約30%の小型化を実現。カートリッジ式HDDの採用による高いメンテナンス性などを継承する一方で、新たにホットスワップにも対応した。管理機能は、Active Directory対応のユーザー/グループ管理、クオータ機能、データ暗号化機能を搭載し、消費電力削減に効果的な、クライアントPCとの電源連動機能も利用できる。

 また、もう1台のテラステーションへリアルタイムでバックアップを行えるレプリケーション機能を搭載。大容量環境でも常時バックアップが可能になったほか、LANポートを2基搭載しているため、通常の利用に影響をおよぼさずにレプリケーションデータを転送できるという。さらに、USB接続のHDDへext3フォーマットでバックアップでき、付属のext3リーダーを用いれば、テラステーションが故障した場合でも、USB接続のHDDから直接データを読み込めるとのこと。このほか、Macのバックアップ機能である「Time Machine」にも対応している。

 価格は、物理容量2TBのモデルが9万5600円(税別)、4TBのモデルが13万8000円(同)。RAIDは、0/1/5/10に対応している。



URL
  株式会社バッファロー
  http://buffalo.jp/
  プレスリリース
  http://buffalo.jp/products/new/2008/000848.html


( 石井 一志 )
2008/12/03 14:54

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