エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は9月29日、メールアーカイブソリューション「SAVVY/MailRetriever for NetDetector」を発表した。主な対象は、20万通/日以下のメール利用状況の中小規模企業。10月10日より販売を開始する。
SAVVY/MailRetriever for NetDetectorは、メールの一括保存と検索を行えるソリューションで、ネットワークフォレンジックサーバーソフト「NetDetector」と、全文検索エンジンを搭載したアーカイブソフト「SAVVY/MailRetriever」、NTTソフトが開発した連携アドオンソフトからなる。この製品は、ネットワーク上を流れるパケットを直接収集して再現するフォレンジック技術をベースに開発されており、すでに存在するネットワーク、メール環境に依存せずに導入可能なため、短期間でシステムを構築できるという。
収容可能なユーザー数は無制限。メールデータベースは500万通をめどに分割する必要があるが、横断的に検索できるため、分割しても利便性は変わらない。課金はアクティブにするメール件数に応じて行われ、「500万通以下」から「無制限」までの4種類のライセンスが用意された。
対応OSは、SAVVY/MailRetrieverがWindows Server 2003、NetDetectorがBSD。NTTソフトでは、今後3年間で100セットの売り上げを目標とする。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
http://www.ntts.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2006nr/060929_NR.html
( 石井 一志 )
2006/09/29 17:08
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