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Windows Vistaのパッケージ版は4種類のエディションが提供される
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マイクロソフト株式会社は10月26日、次期クライアントOSである「Windows Vista」と、次期Officeスイート「the 2007 Microsoft Office」のパッケージ版について、価格を公開した。
マイクロソフトによれば、パッケージで提供されるのは4つのエディション。ビジネス向けでは「Windows Vista Business」のみが提供され、通常版は参考価格3万7800円(税別)、アップグレード版は2万5800円(同)。ただし、アップグレードパスがどういった形で用意されるかは明らかにされず、依然として不透明なままである。
なお、Vista Businessの上位版である「Enterprise」は、法人向けボリュームライセンスのソフトウェアアシュアランスのみでの提供となるため、パッケージ版は発売されない。また、コンシューマ向けとビジネス向けの機能を包含した最上位製品「Ultimate」に対するサポートライフサイクルが、ビジネス向けなのかコンシューマ向けなのかについても明言されなかった。
参考価格は以下の通り。
製品名 | タイプ | 価格(税別) |
Windows Vista Home Basic | 通常版 | 25,800円 |
アップグレード版 | 13,800円 |
Windows Vista Home Premium | 通常版 | 29,800円 |
アップグレード版 | 19,800円 |
アカデミック版 | 17,800円 |
Windows Vista Business | 通常版 | 37,800円 |
アップグレード版 | 25,800円 |
Windows Vista Ultimate | 通常版 | 48,800円 |
アップグレード版 | 31,800円 |
2007 Microsoft Officeについては従来同様、WordとExcel、Outlookで構成される「Personal 2007」、そこにPowerPointを加えた「Standard 2007」、StandardにAccessとPublisherを追加した「Professional」が発売される。さらに最上位として、Professionalの全コンポーネントと、Groove、OneNote、InfoPath、InterConnectを含む「Ultimate 2007」が、ラインアップに追加された。こちらもアップグレード版のパスは公開されていないが、「同じスイートからはアップグレードできるようにする見込み」(同社)という。
参考価格は以下の通り。
製品名 | タイプ | 価格(税別) |
Office Personal 2007 | 通常版 | 44,800円 |
アップグレード版 | 21,800円 |
Office Standard 2007 | 通常版 | 52,800円 |
アップグレード版 | 28,000円 |
Office Professional 2007 | 通常版 | 59,800円 |
アップグレード版 | 37,800円 |
アカデミック版 | 32,800円 |
Office Ultimate 2007 | 通常版 | 84,800円 |
アップグレード版 | 67,800円 |
アカデミック版 | 39,800円 |
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Windows本部のジェイ・ジェイミソン本部長
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またマイクロソフトでは、「今なら、どちらも安心アップグレード プログラム」を10月26日より開始する。このプログラムは、これからWindowsならびにMicrosoft Officeを購入しようとする顧客に対して、それぞれの最新製品へのアップグレードパスを用意するもの。
年末商戦における買い控えを防止する意図があると見られ、Windows本部のジェイ・ジェイミソン本部長は「アップグレードの保証によって、年内にPCを買っていただいても間違いなくアップグレードできることを承知していただきたい」、インフォメーションワーカービジネス本部の横井伸好本部長は「今お買い求めいただくお客様にも、将来購入いただくお客様にも、最大限の安心と価値を提供できるようパートナーと努力していく」と、懸命にアピールしていた。
Windowでは、Windows Vista Capable PCおよび同 Premium Ready PCを対象に、Windows XPからのWindows Vistaへの特別アップグレードパスが用意される。具体的なパスおよび価格は各PCベンダが個別に決定するとのことで、各社から発表が行われた。
一例としてデルは、Windows XP HomeからVista Home Basicが85ドル、XP Media Center EditionからVista Home Premiumが40ドル、XP ProfessionalからVista Businessが40ドル。
またNECは、Windows XP HomeからVista Home Basicが9800円、XP Media Center EditionからVista Home Premiumが1万800円、XP ProfessionalからVista Businessが1万6800円。
2007 Microsoft Officeの場合は、プリインストール版とパッケージ版(アカデミック版を除く)が対象。費用はいずれも3000円で、プリインストール版では場合により、PCの提供ベンダが定めることもあるとしている。
■ URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2852
( 石井 一志 )
2006/10/26 17:59
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