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マインドマップ創始者ブザン氏公認の作成ソフト「iMindMap」日本語版


「iMindMap」パッケージ
 ブザン・ワールドワイド・ジャパン株式会社は1月28日、脳の中にあるイメージや発想を紙の上に“見える化”するノート筆記術「マインドマップ」を、パソコン上で実現するソフト「Buzan's iMindMap 日本語版スタンダード・エディション」を2月22日に発売すると発表した。価格は、1万9800円。

 マインドマップは、英国の教育者トニー・ブザン氏が開発した指向技術。自分の頭の中に浮かんだものを、文字だけではなく、複数の色による線、イラストなどで表す。紙に箇条書きするよりも記憶に残りやすく、発想を広げることに役立つ効果が出ているという。

 「イギリスのロンドン大学の実験結果では、マインドマップを利用したグループは、利用しなかったグループに比べ記憶力が10%アップするという結果が出ている。あるテストにおいては、学習意欲を持っていなかった学生がマインドマップを利用した場合、学習意欲を持っていた学生並の学習効果を得るという結果も出ている。企業においては、会議の際に考え方を共有することや、問題を明らかにする際に活用され、大きな効果をあげている」(神田昌典社長)

 海外では、アル・ゴア氏をはじめとするエグゼクティブや、IBM、オラクル、マイクロソフト、ボーイングなど大手企業が採用している。

 日本でも昨年10月から企業向け営業活動を開始し、富士ゼロックスをはじめ約20社へMindMap活用研修を行うことが決定。その他にも、日本サッカー協会、宮城県登米市役所、秋田県などでの研修が決定している。


iMindMapを利用すると、手書きでマインドマップを描くことに比べ、絵が苦手な人でも、簡単に利用できるという特性がある
 この思考法をパソコン上で再現するソフトが「iMindMap」。イギリスで1年前に発売され、月間8000本ペースでダウンロード販売されているという。

 パソコン版は、手書きに比べると、クリップアートなど用意された絵を活用することで、手で絵を描くことが苦手だった人でも抵抗なく利用できるほか、ノート編集機能を活用することでキーワードではわかりにくいものを図版付きで説明することや、プレゼンテーション機能により、第一階層から順序立てて説明するのに容易といった利点がある。

 描いた図は、JPEGなど主要な画像ファイルとして記録することや、PDF、HTML、Microsoft OfficeのWord、PowerPointのファイルとして出力することも可能。会議などの際、プレゼンテーションとして表示したものを、紙のプリントとして出力して共有するといった使い方も可能となる。


電子黒板を使ってiMindMapを操作した際のデモンストレーション 起点となる、キーワードの図形を選び出し、手書きでことばを入力する 線やイラストは自動、手書きの両方を選択することが可能

「iMindMap」の販売を担当するALMA VISTAの渡辺康生社長(右)、ブザン・ワールドワイド・ジャパンの神田社長(中央)、公認インストラクターの伊藤賢氏(左)
 「マインドマップを具現化するとしているソフトは他にもあるが、マインドマップの創始者であるトニー・ブザン氏が公認した唯一のソフトがiMindMap。タブレットPCを利用することで、パソコン上でも手書き感覚で利用することが可能など、機能的にも大きなメリットがある」(神田社長)

 販売は、ブザン・ワールドワイド・ジャパンの関連会社である株式会社ALMA VISTAが担当。家電量販店などを通じたパッケージ販売、ダウンロード販売を行う計画だ。

 販売目標本数は、3月までに5000本、年間で1万本としている。



URL
  ブザン・ワールドワイド・ジャパン株式会社
  http://www.mindmap.ne.jp/


( 三浦 優子 )
2008/01/28 16:53

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