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キングソフトオフィス 2007 Plus
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キングソフト株式会社は5月16日、統合型オフィスソフトの新版「キングソフトオフィス 2007 Plus」を発表した。6月20日から販売を開始する。
キングソフトオフィス 2007は、ワープロ・表計算・プレゼンテーションを統合したオフィスソフト。「オフィスソフトは日常頻繁に使うツールであるため、Microsoft Officeを使い慣れた人にとっては小さな差でも違和感を感じることがある」(キングソフト)との考えから、新版では、Microsoft Officeとの互換性の高さに磨きをかけたという。
フリーズ問題や表示に関する問題などを解消する改善のほか、表の削除を行うショートカットキーの追加、表のオートスタイル機能の追加、ジャンプ機能の追加、アウトライン印刷の追加など、合計104件(6月時点)にもおよぶ機能強化が図られている。同社は「1つ1つは細かい修正だが、それを100以上累積することで、ユーザビリティの面で大きな進歩を遂げた」としている。
これらの修正により、主にMicrosoft Word/Excel/PowerPointとの“3つの同じ”を実現したのが特長。第一に「見た目」の同一性を実現。両社のソフトで見比べた際の見た目や、印刷結果の文字送りのズレ、段落のズレ、張り付けた画像のズレなどを低減し、煩雑な修正作業を軽減している。第二に「操作性」での同一性を実現し、ツールバーに用意された機能もほぼ同じにしたという。第三に「保存形式」を統一し、.doc/.xls/.pptと同じ形式で保存できるようにした。
このほか独自機能として、PDF出力機能、タブ表示機能、自動アップデート機能を備える。併せて、ダウンロードサイズが39MB、インストール時98MBとサイズが小さい点もアピールしている。
価格はオープンプライスだが、想定価格は7500円程度となる見込み。既存ユーザーは、オンラインアップデートによりバージョンアップできる。
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SpreadSheets画面
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Presentation画面
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■ URL
キングソフト株式会社
http://www.kingsoft.jp/
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( 川島 弘之 )
2008/05/16 18:36
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