富士通、国内初のネットブック「LOOX M」


LOOX Mシリーズ

 富士通株式会社は4月21日、国内向けとしては同社初となるネットブック「LOOX Mシリーズ」を発表した。価格はオープンだが、Web直販価格は5万9800円。

 LOOX Mシリーズは、10.1型ワイド液晶を搭載したネットブック。使いやすさにこだわり、キーピッチ約17.2mmを確保したキーボードを搭載するほか、14種類の辞書・辞典コンテンツを収録した電子辞書をプリインストールしている。また、約200kgfを再現したLCD天板からの全面加圧試験、非動作時落下試験などを行い、高い堅牢性を実現したという。

 CPUにAtom N270(1.60GHz)、チップセットにはモバイル インテル945GSE Expressを採用。1GBメモリ(最大2GB)、160GB SATA HDD(5400rpm)、Windows XP Homeといった構成で、Web直販価格は5万9800円。液晶の表示解像度は1024×576ドットとなっている。

 インターフェイスは、USB 2.0×3、SD/メモリースティックスロット×1、アナログRGBなどを備え、ネットワークは100BASE-TX/10BASE-T、IEEE 802.11b/g無線LANに対応。Bluetoothもサポートしている。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約2.6時間。オプションの大容量バッテリを利用すれば、約5.3時間の長時間駆動も可能になる。標準バッテリ利用時のサイズと重量は、258×189×29~34mm(W×D×H)、約1.2kg。大容量バッテリ利用時の重量は約1.35kg。


(石井 一志)

2009/4/21 11:51