ライフボート、USB鍵でWindowsサーバー操作をロックするツール
USB HardLocker for Server Version 3.0 |
株式会社ライフボートは4月28日、Windowsサーバーのデスクトップ操作による情報漏えいを防止するツール「USB HardLocker for Server Version 3.0」を発表した。標準価格は4万8000円(税別)で、5月22日より販売する。
同製品は、USB機器やパスワードを利用した鍵でWindowsサーバーの操作をロックする製品。専用の鍵で施錠を行うと、ログオンしても直ちにスクリーンロックされる。許可されていないUSB機器やドライブを検出してもロックがかかり、解錠と無許可デバイスの取り外しを行わないと一切の操作が行えない。
鍵として利用できるのは、各社のUSBメモリ、デジタルオーディオプレイヤー、USBカードリーダ、外付けHDD、外付け光学ドライブ、指紋認証トークンなど。すでに持っているUSB機器を利用することが可能で、鍵として対応しているか調べるための判定プログラムも用意されている。
鍵は「管理者鍵」と「利用者鍵」の2種類に分かれ、管理者鍵で利用者鍵の権限を設定したり、ソフトウェア全般の設定を行ったりする。万が一鍵を故障・紛失したときのために、登録済みのそれぞれの鍵に対して合い鍵を登録しておくことも可能。
そのほか、施錠と解錠、ログオンとログオフ、ハードウェアの追加と削除、ファイルアクセス、インターネットアクセス、キーボード操作、ウインドウ・プロセス起動などに関するログ記録機能も搭載する。
ライフボートでは、初年度500社への販売を見込む。
鍵登録画面 | 鍵管理画面 | ログ設定画面 |
ログオン・ログオフやロック状況を記録 | ウインドウ操作のログも記録 | キーボード操作も細かくログが取れる |
2009/4/28 12:31