米Microsoft、Windows Server 2008 R2 RC版を開発者向けに公開


Windows Server 2008 R2 RCのデスクトップ。ビルド番号はWindows 7 RCと同じ7100

 米Microsoftは4月30日(米国時間)、Windows Server 2008 RC(製品候補版)を公開した。同日よりMSDNおよびTechNetのユーザーに対して提供を開始する。なお、一般ユーザーに対しては、5月5日(米国時間)に提供を開始する。日本での配布日程は現時点では未定。

 Windows Server 2008 R2は、次期クライアントOS「Windows 7」と同じカーネルを使用した次期サーバーOS。最大256個の論理プロセッサのサポートや最大2TBのメモリサポートなどの強化のほか、カーネルそのもののチューニングにより省メモリで高いパフォーマンスで動作するなどの特長がある。今回より32ビット版は提供されず、x64およびItaniumの64ビット版のみ用意される。


ベータ版では英語表記が残っていたリモートデスクトップサービスも日本語化が完了している仮想ハードディスクファイルの作成や接続機能も用意

デスクトップエクスペリエンス機能を有効にすればWindows 7と同等のユーザーインターフェイスも利用可能Windows 7ライクなユーザーインターフェイスに変更したWindows Server 2008 R2





(福浦 一広)

2009/5/1 12:45