米IBM、2008年のWebポータルソフトウェア市場でトップに
米IBMは5月22日(米国時間)、世界のWebポータルソフトウェア市場で、自社製品「IBM WebSphere Portal」が1位になったと発表した。ヘルスケア、金融・財務などの業種で導入されているという。
米GartnerのWebポータル製品・ユーザーインタラクションツール市場に関する報告書「Market Share: Application Infrastructure and Middleware Software, Worldwide, 2008」によるもの。同報告書では、2008年の売上高をベースにベンダーランキングを評価している。
IBMによると、WebSphere Portalは、ヘルスケアの場合、米国のヘルスケア保険トップ5社中4社が採用しており、顧客社数は6500以上になるという。金融では、世界のトップ10の銀行、全米トップ10中9行、アジア太平洋地区のトップ10中8行などが利用しており、政府では、G8(主要8カ国)すべてで採用されているという。
WebSphere Portalの最新版はバージョン6.1で、コスト効果とWeb 2.0機能を特徴としている。既存インフラを活用しながら信頼性のあるセキュリティと管理性を提供できるという。
2009/5/25 09:00