NEC、ECOモードを搭載した省電力型インテリジェントレイヤ2スイッチ
UNIVERGE QX-S2108 |
日本電気株式会社(以下、NEC)は6月1日、電力消費を削減したインテリジェントレイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S2108」を発表した。従来機と比べて消費電力を最大25%削減している点が特徴。出荷開始は6月30日の予定で、価格は4万5800円(税別)。
UNIVERGE QX-S2108は、100BASE-TX/10BASE-Tポート×8を備えたインテリジェントレイヤ2スイッチ。独自の電源供給設計や省電力部品の採用などにより、業界トップクラスという最大消費電力6.4Wを実現したほか、未使用ポートへの給電停止機能などを備えたECOモードの利用により、最大消費電力を6.0Wまで削減できる。また、ファンレスながら動作保証温度セ氏50度(湿度は最高85%)を実現し、多様な利用環境に対応した。
ネットワーク機能としては、ポートベース/IEEE 802.1QなどのVLAN、QoS、スパニングツリー、リンクアグリゲーション、IGMPスヌーピング、EAPoLフレーム透過といった機能を搭載。RADIUS、IEEE802.1Xの認証機能も備え、NMPv1/v2c/v3、RMONにも対応する。
NECでは、エンタープライズ市場、官公庁などを対象に拡販する意向で、QXシリーズ全体で、今後3年間に20万システムの販売を目指すとしている。
2009/6/1 12:21