OKIネットワークス、シンクライアントやソフトフォンに対応したコンタクトセンターシステム
株式会社OKIネットワークスは6月29日、コンタクトセンターシステム「CTstage 5i」の機能を強化すると発表した。ソフトフォンやシンクライアントに対応し、システム構成の柔軟性をさらに強化しているという。
CTstage 5iは、IPベースのコンタクトセンターを構築するためのシステム。今回の強化ではまず、沖電気の「Com@WILL」をベースとしたソフトフォンをサポートし、高品位な音質によるソフトフォン利用が可能になった。また、クライアントPC上で通話録音APIを使用すれば、アプリケーションと連動した、柔軟な録音環境を実現できるという。
さらに、ブレードPC型のシンクライアントシステムに対応したため、管理性が向上。ブレードPCのシステムをサーバールームに集約できることから、運用管理の大半をサーバールームで実施可能なほか、在宅勤務やサテライトオフィス、オフショアといった、マルチロケーションでの運用も行えるとしている。
加えて、オペレーター管理ツール「コンタクトセンタモニタ」の使い勝手改善、アラーム条件経過時のポップアップ表示機能の追加や、レポート機能の強化などを実施。このほか、Windows Server 2008やSQL Server 2008への対応、G.729圧縮コーデックのサポート、IP電話機端末の操作性向上、といった強化を行っている。
2009/6/29 16:50