シトリックス、アプリケーションパフォーマンス監視製品「EdgeSight」新版


 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社は7月8日、アプリケーションパフォーマンス監視ソリューションの新版「Citrix EdgeSight 5.1」および負荷テストソリューション「Citrix EdgeSight for Load Testing 3.5」を発表した。

 EdgeSightは、シンクライアント環境におけるユーザーエクスペリエンスを最適に保つために、さまざまなパフォーマンス監視機能を提供する製品。Citrix XenApp上の各ユーザーセッションの仮想化アプリケーションのパフォーマンスを可視化する「Citrix EdgeSight for XenApp」と、エンドユーザーのシステムで実行されているすべてのアプリケーションの性能を管理する「Citrix EdgeSight for Endpoint」が用意されている。

 最新版では、インターフェイスやレポート、ドキュメントなどを日本語へのローカライゼーションが行われた。

 価格は、Citrix EdgeSight for XenApp 5.1(5接続ユーザー、メディアキット、1年間のSubscription Advantageを含む)が7万9900円(税別)から、Citrix EdgeSight for Endpoints 5.1(5接続ユーザー、メディアキット、1年間のSubscription Advantageを含む)が5万6400円(税別)から。

 一方のEdgeSight for Load Testingは、XenApp環境のサーバーのサイジングやアプリケーションの負荷試験を行う製品。数千規模のユーザー環境下の負荷をシミュレーションできるので、XenAppを本番環境で稼働する前に、システムのボトルネックを特定し、トランザクションとシステムパフォーマンスに基づいたアプリケーションの監視基準を確立することが可能。また、アプリケーションのパッチ適用前と適用後、システムアップデート前後のパフォーマンスの比較なども行える。そのほか、リモートサイトからの実際のトラフィックを生成することで、必要となる帯域幅やサーバーリソースを確定することも可能となっている。

 Citrix EdgeSight for Load Testing 3.5(50接続ユーザースターターパック、メディアキット、1年間のSubscription Advantageを含む)の価格は、141万1900円(税別)から。





(福浦 一広)

2009/7/8 18:25