日本HP、100BASE-TX/10BASE-T対応で価格を抑えたレイヤ3スイッチ
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は7月10日、レイヤ3スイッチ「HP ProCurve3500シリーズ」を発表した。100BASE-TX/10BASE-T対応とすることで価格を抑えながら、高いレイヤ3機能を搭載しており、中堅・中小企業や企業の出張所などに最適という。価格は31万2900円からで、7月16日の出荷開始を予定する。
HP ProCurve3500シリーズは、ボックス型のレイヤ3スイッチ。上位製品の「HP ProCurve 3500ylシリーズ」と同等の機能を備えながら、インターフェイスを1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応から100BASE-TX/10BASE-T対応に変更することで、低価格化を実現した。GBICも最大4基搭載でき、アップリンクなどに利用できる。また認証機能はMACアドレス、802.1X、Web認証の混在認証に対応。ポートごとに最大・最小保証帯域の設定・制御を行える「レートリミット」機能や、sFLow機能も備えている。
ラインアップには、インターフェイス数とPoE対応非対応の組み合わせで全4種類を用意した。価格は、24ポートモデルの「HP ProCurve Switch 3500-24」が31万2900円、48ポートモデルのる「HP ProCurve Switch 3500-48」が53万3400円。また、HP ProCurve Switch 3500-24のPoE対応版が39万6900円、HP ProCurve Switch 3500-48のPoE対応版が69万900円。
なお新製品はすべて、10月31日までの期間限定で実施している「HP ProCurve L2/L3スイッチ乗り換えキャンペーン」の対象製品となり、最大40%引きのキャンペーン価格が適用されるとのことである。
2009/7/10 12:09