米Adobe、メディアプレーヤー開発技術をオープンソースに


 米Adobe Systemsは7月21日(米国時間)、オープンソースのメディアプレーヤー開発フレームワーク「Open Source Media Framework(OSMF)」を発表した。「Adobe Flash Platform」ベースのメディアプレーヤーを開発できる。

 OSMFは柔軟なアーキテクチャが特徴で、プラグインコンポーネントを集めて高品質、多機能のメディアプレーヤーを構築するフレームワーク技術。開発コード名「Strobe」として、今年4月に発表していた。

 オープンソースにすることで、コラボレーションを容易にし、開発コストを抑える。APIを利用してカスタムアプリケーションに統合することなどができるという。同社は、オープンソース化で、Flash Platformのエコシステム拡大を図る。

 バージョン0.3を同社のWebサイトからダウンロードできる。



(Infostand)

2009/7/22 08:50