アシスト、内部統制評価支援ツール「監査れポータル」の普及版2製品


 株式会社アシストは8月10日、内部統制評価支援ツール「監査れポータル」の機能を限定した普及版を提供すると発表した。ユーザー数を5ユーザーに絞り込んだ「監査れポータルBasic Edition 5」と、用途を限定した「監査れポータル突合(とつごう)Edition」を用意する。

 監査れポータルは、IT全般統制の主要な統制項目を網羅した評価ポリシーを提供するポータルツール。評価作業の自動化機能を提供するため、企業が実施するIT全般統制において、運用状況の評価作業を支援することができ、評価コスト削減や評価制度の向上を実現するという。

 今回用意された普及版のうち監査れポータルBasic Edition 5は、エントリー向け「監査れポータルBasic Edition」のユーザー数を、小規模でも導入しやすいように5ユーザーに抑えたもの。ユーザー数以外の基本機能は、従来の監査れポータルBasic Editionとまったく同様である。一方の監査れポータル突合Editionは、用途を事前の申請・承認内容と、作業ログとの自動突き合わせ機能に限定し、価格を抑えた製品となっている。

 価格は、監査れポータルBasic Edition 5が300万円(税別)、同 突合Editionが300万円(税別)から。いずれも別途、導入支援費用が必要となる。




(石井 一志)

2009/8/10 16:43