デル、VMware関連の技術者育成を支援するトレーニングセンターを開設
デル株式会社は8月13日、VMware関連の技術者育成を目的として、「VMware認定トレーニング・センター(以下、VATC)」を、同社の東日本支社内に開設したと発表した。デルではこれまで、IT資産活用のための教育/トレーニングサービス「デル・プロフェッショナル・ラーニング・サービス」を提供してきたが、VATCもこのサービスの一環として提供される。
VATCの開設は、仮想化への取り組みを強化するのが目的。これまでも「VMware vSphere 4」にx86サーバー「Dell PowerEdge」の全プラットフォームを対応させたほか、物理環境から仮想環境への移行を支援するソフト「Platespin Migrate」をOEMで取り扱ったり、仮想化導入支援サービスを提供したりするなど、デルは仮想化関連で多くの施策を実施してきた。
今回の取り組みではさらに、VMware技術者育成を強力に支援し、仮想化導入の検討段階から、導入後の運用管理に至るまで、顧客をトータルにサポートする体制を実現するという。具体的には、「VMware vSphere: What's New [V4]」(2日間)、「VMware vSphere: Install, Configure, Manage [V4] 」(4日間)、「VMware Infrastructure 3: Install and Configure V3.5」(4日間)といったトレーニングコースを順次設置し、顧客が受講できるようにする。料金はそれぞれ、14万8000円(税別)、29万8000円(同)、29万8000円(同)。
2009/8/17 13:19