Oracle DBとの連携機能を搭載した高速テキスト検索エンジン

　パナソニックソリューションテクノロジー株式会社は8月24日、テキスト検索エンジンソフト「Pana Search/KB Database Edition for Oracle」を発表した。同日より販売を開始する。価格は160万円（税別）から。

　Pana Search/KB Database Editionは、データベース製品と同期可能なテキスト検索エンジン。データ量が増加しても劣化しにくい高速な更新が特徴で、全文検索、概念検索、書誌検索の各機能を多彩に組みあわせられ、システムに対して自在に検索機能を付加できるという。インデックス更新の速さにより、ECサイト、Webシステム、CRMシステム、CMSなどのシステム最適化、機能向上、運用改善にも効果を発揮する。

　今回提供されるPana Search/KB Database Edition for Oracleでは、Oracle Databaseとの連携を円滑に実現するための新機能が提供される。Oracle Databaseの開発環境にプラグインできる容易な導入性を持つほか、1秒間に数百回データベースが更新されたとしても、約0.3秒の短時間で更新内容を即座に反映。リアルタイム性と、複雑な条件での高速検索を両立させている。

　なお、Pana Search/KB Database Edition for Oracleのサブシステムは別のPCへの分割構成が可能となっており、大規模なデータベースであっても、データベース本体や関連アプリケーションの処理速度への影響を最小限に抑えられる。